TRIPLE TREE 自由雲台 使ってみた。。。
どちらかというとスナップ系の写真を撮ることが多いので、
3WAY雲台よりも使いやすいというのが最大の理由ですが、
今使ってるのは KTS-PRO40 もう売ってない。。。寂しいなぁ。。。
ちなみに購入したのは2012年4月でした。( ← 単なる備忘録です)
この自由雲台に不満があったわけではない・・・のですが、
この雲台の弱点?がフリクションコントロールができないということ。
(フリクションコントロールとは、雲台の動く固さを調整する機能のことです)
しかし、一つのつまみで動く・止まるを決めるのは素早い動作ができるので私にはあってます。
ところが、
カメラの重量が重くなったので、しっかり止めてないと一気に持っていかれることがあるのです。
そこで自由雲台を探していたらTRIPLE TREE 自由雲台を見つけた
KTS-PRO40は最大積載重量:6kg
に対して
このTRIPLE TREE 自由雲台は最大耐荷重量:15kg
ということなので、まぁいけるのではないかと。
15kgまでいけると書いてるTRIPLE TREE 自由雲台ですが、この最大耐荷重量って
何を基準にしているのやら・・・大丈夫かな??
まぁ、KTS-PRO40の半分以下と値段もかなり安いTRIPLE TREE 自由雲台に
それほど高い期待はしてません。
が、
とりあえずTRIPLE TREE 自由雲台を買ってみた
開封の儀
本体・ネジ変換アダプタ・取扱説明書
余計なものが入ってないのでGOODです。
TRIPLE TREE 自由雲台の全体像
一番下のツマミがパン(水平)方向、その上が微調整ツマミ(フリクションコントロール)
そのうえがメインのタイトボール荒調整ネジとのことです。
水平器がクイックシューの上部とツマミに付いています。
一眼レフを装着する前提の私にとっては上部の水平器は不要でした。
どう考えても取り付けると隠れちゃいますんで・・・
TRIPLE TREE 自由雲台のクイックシュー
耐久性はわかりませんが、滑り止めのゴムはいい感じです。
ネジを回すのに取っ手があって、手でも回せるのもGOODです。
でもネジをズラして止められるようになっているのは、個人的には不要かな。。
正直、回しにくいです。
プレートを付けっぱなしにする場合、この六角ネジのおかげでカメラを置いたときに
水平が取れなくなりますので、六角ネジを外すなど工夫をする必要があります。
KTS-PRO40とTRIPLE TREE 自由雲台を比べてみた
この状態で同じぐらいの大きさですね。
KTS-PRO40はこの状態では使えない(クイックシューが必要)なのでTRIPLE TREE 自由雲台の方が
少し小さいことになりますね。
重さ比較
100gほど軽くなりますね。
カメラをつけてみた。。
TRIPLE TREE 自由雲台は最大耐荷重量15kgまでいけるらしいので、私の持ってる最大重量の
K-1 Mark2 + SIGMA APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM
合計で約3.7kgを付けてみた。
余裕ですよね。。。
余裕でしょ。。
と思っていたのですが・・・・・
わかりやすいように線を入れてみました。
縦位置で水平にセットしようとすると、どうやっても止まりません。
もちろん、ボールを一番下まで下げてしまって三脚の脚で調整すればいけるのですが、
それだと運用に問題起こりますよね?
ちなみに
最大積載重量6kgのKTS-PRO40は問題なく止まります。
まぁ、望遠レンズで縦位置かぁ。。。
個人的にはあまり遭遇しない場面かもしれません。
もう一つ言えば、横位置でも
これより下に向けると止まりません。
こっちのほうが、需要少なそう・・・
止まらない理由はこれだと思う
ボールを止めてるオレンジの物体。
プラスチックだよね。。。たぶんこれ。。。
KTS-PRO40には無い部品なので、ここがしっかり止まらない理由かも。
もしくは単なる個体差だったりして・・・・
あと、ここが気になるよ
ツマミについているゴムなんですが、ほかの人のレビューでも書いていたので
気になってたのですが、本当に気になります。
締め切った時でもこのゴムのせいで微妙に回っている気がしてしまいます。
微調整ツマミ(フリクションコントロール)とメインのタイトボール荒調整ネジについて、
差がよくわからない。
ここが気にいったよ
アルカルイス互換ということなので、雲台の優秀さというよりはこの固定方式が
優秀だということでしょうか。
ここについてはガッチリ止まります。
まとめ
TRIPLE TREE 自由雲台に過大な期待は酷。
ってことですね。
値段が値段ですからね~
お値段以上とは感じます。
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