NZXT H7 Flow RGB ミドルタワーケース CM-H71FW-R1のレビュー

久しぶりに最近?発売されたPCケースが手元に現れたので載せてみました。

▲ ミドルタワーケースNZXT H7 Flow RGBです。

こういった大きい箱から一人で商品を出すのはこうやってひっくり返すとやりやすいです。

このまま段ボールを引っ張り上げるとキレイに取り出せます。

付属物が入っている場所によっては落ちてしまうけど、壊れてしまうような物は無いはず。

▲ こういう取り出し方が正常なのか知らないけどこの取り出し方を想定しているような気がします。

PCケースの場合は付属品はケース内に入っていることが多いので全く問題なし。

ミドルタワーケースNZXT H7 Flow RGBの外観など

うーん、サイズ感は数値だけ見て知ってたけどやはりちょっとデカい。

▲ 比較対象のThermaltake Chaser A21もミドルタワーケースです。

奥行以外はNZXT H7 Flow RGBのほうが大きい。

奥行 高さ
NZXT H7 Flow RGB 230mm 480mm 505mm
Chaser A21 195mm 497mm 427mm

NZXT H7 Flow RGBのほうは対応マザーボードがE-ATX (272mm迄)も対応しているので大きいのは仕方ないというのもあります。

ちなみにThermaltake Chaser A21はハイエンドグラフィックボードも搭載可能なんて謳い文句でしたが、

拡張カードの搭載スペースは320mmとのこと、約10年前はこの寸法で収まってってことですよね。

今でも320mmあれば大半のグラフィックボードは収まりそうですが、

NZXT H7 Flow RGBについては400mmも確保してあるので余裕がありますね。

底面

Thermaltake Chaser A21は大きめのゴム足ですが、

足もただのゴム足ではなくしっかりしています。25mm程度あります。
(元の価格帯が違うので比較するのは酷ですが)

フィルターもスライドさせるだけで簡単に取り外しできます。

天面


▲ 前面や側面も同じですが、ツールレスで外せます。

電源スイッチ
USB 3.2 Gen2 Type-C × 1
USB 3.2 Gen1 Type-A × 2
ヘッドセットオーディオジャック × 1
が付いています。

個人的にはこのUSB 3.2 Gen2 Type-Cがうれしい。

▲ 裏面のここに指を入れてはがすだけです。

フィルターもスライドさせるだけで簡単に取り外しできます。

前面


▲ 底面に指を入れてはがすだけです。

前面・側面・天面共に独立しているので単独でそれぞれ自由に取り外しができるのもとてもいいです。

側面


▲ 側面は両側ともに裏面のこの辺りに指を入れてると取り外せます。

何かいじる時にすぐに外せるのはとても便利です。


▲ SSDやHDDなどの設置はガラス面からは見えない位置になります。

ミドルタワーケースNZXT H7 Flow RGBの付属品


▲ ネジ類と2.5インチマウンター二つ、インシュロック数本

付属品の入っている箱は3.5インチマウンターの所にあります。

付属のFAN


▲ 前面側の3連吸気ファン、アドレサブルRGBファンなので派手に光ります。

色々に光らせるには別途RGBファンコントローラーにつなぐか、ファンコントローラー付きのマザーボードが必要です。

▲ 写真では分かりませんが、色んな色に変わります。


▲ 背面側の排気ファン、こちらは光りません。

ファンの音に関しては個人的な感想を言えばとても静かです。

今が寒い時期というのもあるでしょうが、通常時の音は周りが静かな時でも「サー」という感じの音で、

聞こえてこないとは言えませんが、不快には感じません。

ミドルタワーケースNZXT H7 Flow RGBの拡張性


▲ こちら側に設置してもガラス面からは見えません。

電源はもちろん、ストレージ類も隠せてしまいます。

HDDの所は変換マウンターを使ってSSDにすると合計で4台設置できますね。

私の場合、SSDは固定する必要をあまり感じないのでここだけで3台ぐらいは入りそう。

電源とHDDの所に広めに隙間があるので、邪魔な電源ケーブルを全部押し込めます。


▲ 裏面配線がしっかりできるので見た目がすっきりしています。

付属しているマウンター(合計4個)はパンチ穴である程度の固定ができるようになっています。

これでケースに取り付けられるストレージは6台となりますね。

しかもこのマザーボードには3台のM.2 SSD(NVMe)が設置できます。

9台はさすがに多すぎ・・・?

水冷クーラーを取り付ける前提での大きさなので、空冷だとすっきりしすぎですね。

これは水冷化するべきか??

ミドルタワーケースNZXT H7 Flow RGBのまとめ

これだけ大きいとホント余裕があっていいです。

裏面配線を意識してるケースなので配線がとてもやりやすいです。

5インチベイがありませんが、最近は使うことがほぼないので拡張性も問題ないですね。

作り自体もとてもしっかりしています。

それほどでもないですが、困ることがあるとすれば持ち運ぶときに脇に抱えられないということかな。

あと、しっかりしてる分重い(ケースだけで10.5kg)です。

存在感抜群です。