ノーリツのガス給湯器GT-2028(S)AWXのエラーコード111の解消


▲ あんなに出ていたエラーの写真を撮ってない。。しかも気づいた時には直ってた

ガス給湯器でもっとも多いエラーはエラーコード111である。。

少なくともうちの場合は・・・です。

ノーリツのガス給湯器GT-2028(S)AWXのエラーコード111は「点火不良」という意味です。

古くなってくればエラーも当然多くなってきます。

点火不良エラーはガスが止まっている場合も該当するのですが、

うちはガスコンロなので、コンロを確認すればガスは正常だということがすぐにわかります。

ガスはわるくない、給湯器がわるいんです。

一般的なエラー111解消法 その1


▲ 普通に入り切りするだけで直った。。これは取説にも書いてあります。

最初にエラーが出たときはビックリしましたが、リモコンからの電源ON/OFFで直りました。

それ以降、たまに出る「エラー111」を見たら、リモコンでのオンオフを繰り返していたのですが、

最近、エラーの頻度が高くなり、ついに何度オンオフをしても解消しなくなりました。

一般的なエラー111解消法 その2


▲ こんな所にも屋外コンセントがあるなんて・・・よく考えたら必要ですよね。

給湯器本体の電源自体オンオフ(いわゆるリセットと呼ぶ作業)

外にある給湯器に繋がっているコンセントを抜き差しします。

これで、何回かはしのげました。

ちなみにコンセントを抜いてしまうので時間もリセットされてしまいます。

抜くたびに時計のセットをやり直しです。

一般的なエラー111解消法 その3

業者に修理依頼をかける。

これが一番間違いない。一番確実に直る方法でしょう。

まぁ、早く電話しろよって感じですが、何か気が引けてしまってズルズルと先延ばしにしていました。
(お金もかかるしね。。)

一般的ではないエラー111解消法 その1

点火不良というのは、点火プラグ周りの接点不良だったりします。

とりあえず、ばらしてみるか。

というわけで、給湯器本体を分解・・自己責任で開きます。

の前に最低限、コンセントは抜いておきましょう。

一応、ガスも止めておきたいかな。

ガス管もカバーの中にあるので念のためにガス栓を閉じておきます。

▲ 分解といってもあっという間に終わってしまいます。

赤丸の4点だけで止まっています。下側の2点はカバーが少し邪魔でしたが、

外すのがめんどくさかったのでそのままネジを外しました。

▲ 開いた状態。

中央付近に今回の目的のイグナイターと点火プラグが装着されています。

イグナイターが点火装置のことで、これで火花を発生させるための電気を発生させます。

イグナイターの取り外し


▲ 読むと大変そうに見えるかもですが、簡単でした。

黒い部品がイグナイターです。

コネクタが一つ付いているので外してからイグナイターを外します。

イグナイターは右にスライドさせる感じで取れます。

点火プラグの取り外し


▲ この段階の写真撮ってないな。。ここはさすがにねじ止めしてあります。

コネクタを抜いてから二カ所のネジを外してプレートごと引き抜きます。

▲ 点火プラグは押し出すようにすると取れます。取る時に断熱カバー?が少し破れてしまった。

中々いい色になってますね。

点火プラグの芯をキレイにする場合、折り曲げてしまわないよう注意。

比較的太めではあるので気を付けて作業すれば大丈夫だと思います。

ここから元の状態まで戻します。

掃除なんてしなくても一回バラして組みなおせば直ることが多いです。

私の場合はこれで直ってしまいました。

普通に使えるようになった。。

この時点でエラーが出た時の写真を撮っていないことを思い出したんです。

残念。

一般的ではないエラー111解消法 その2

バラして元通りでは、近いうちにエラーが出そうな気がするので、部品の交換しましょう。

バラす手順は先に示した通り。

▲ この断熱カバー、プレートに張り付いてたので、こすって落としました。

購入した部品と外した部品。

▲ イグナイターは右が新、点火プラグは下が新。

買ったのはこれ

点火プラグに断熱カバーがセットになっています。

芯の長さが違うけど、給湯器本体が大きいので問題なく取付できました。

点火プラグはプレートへの取り付け時に斜めにして入れるようにすれば入ります。

少しだけ入りずらいです。


▲ 新しい部品に交換しました。

これでしばらくは問題なく使用できるでしょう。

部品代で約4500円、業者に修理対応してもらえば多分15000円ぐらいはするでしょう。

業者だと人件費が必ずかかるので仕方ないですよね。

安心も一緒に買うと思えば高くは・・・ない?