真打ち登場、NEC LM500/5Dの分解清掃

2013年10月2日

2003年春モデル、NEC製 Lavie LM500/5Dです。
なぜこのノートパソコンが真打なのかというと、まだうちにあり現役だからです。
それ以外の理由はありません。
今回はこちらの分解清掃になりますが、思い入れの強い機種なので前置きが長いです(笑
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さて、まずは購入時のスペックから・・・

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Pentium Mプロセッサ 1.30GHz
12.1型液晶
メモリ256MB→512MBへ
ハードディスク40GB..4200rpm
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何より惹かれたのがPentium Mということと
グラフィックにMOBILITY RADEON9000搭載だということ。
当時、このサイズのノートパソコンではチップセットグラフィックモデルのみしか見当たらなかったので私のハートを射止めました。

この時期に小型のパソコンを買う必要があり、物色していたのですが、どうせ買うならより性能の良いものをと思っていたのですが、このサイズだとバッテリー持続時間との兼ね合いもあってCPUやグラフィックにも性能の求めていいのを積んでいるのが無かったんです。

某S社からは先にモバイルPentium4-1.8Ghzモデルが出たのでそちらにしようかとも思っていたのですが、せっかく新しいCPU(Pentium M)が出たので、できればPentium M搭載モデルが欲しかった。
いっそ、必須条件にしていた大きさを諦めてしまおうかとも思ったぐらい。。

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現在のスペック
Pentium Mプロセッサ 1.73GHz
12.1型液晶
メモリ1GB
ハードディスク80GB..7200rpm
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ハードディスクが4200rpm → 7200rpmに変わっただけでも体感速度の違いはありました。
(ちなみにrpmは回転速度の単位のことで、一分間にどれだけ回るかを示すものです)

CPUを載せ替えたせいでBIOSからはきちんとCPUの認識ができず、起動時にはベースクロックである600MHzになります。
これをオーバークロックツールを使って正規のクロックへと上昇させています。
もちろんそれ以上のクロックアップも可能ですが、使用用途から考えて必要ないのでやっていません。試してもないです。

ちなみにこの機種、一度CPUの裏側辺りにあるコンデンサが異常発熱して本体に穴が開きました。
それが確か2009~2010年辺りの話
とうとう買い替えだなぁ。。
なんて次期PCを物色しながら、一応NECへ報告しておこうと思ってメールを送ったら、なんとこれがリコール対象だったようで、しっかり直って帰ってきました。
これはまだ使えってことでしょう☆
なので未だに現役です。
たぶん、来年4月までにはWindows7にすると思います(笑
その時に一緒にSSD化してしまおうかとも考えています。
この機種は当時存在した120GBの壁を超えられないかもしれないのですが、接続がIDEなのでそれ以上の容量自体がそもそもが入手できないかも。

これよりも前から自作パソコンは作っていたので、デスクトップパソコンの分解清掃なら普通にしていたのですが、これのおかげでノートパソコンも平気で分解清掃するようになった気がします。

はい
というわけで、ここから分解清掃です。
最近の熱さのせいか、CPUファンがかなり頑張っているようだったのですが、その割には排気口に手を当てても風がこない。
挙句の果てにはWindowsが立ち上がってこなくなった(←これはディスクのエラー)のでハードディスクを取り出して、ついでに掃除もすることにしました。

やっと開始です。
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お約束ですが、バッテリーは先に外しておきましょう。
このLM500/5Dはパームレストの下にあります。

おおまかた分解のパターンとして、裏からすぐに取れる場合とキーボードを外してからという2パターンあり、裏から取れる方が簡単で良いのですが、LM500/5Dは後者のめんどくさい方です。
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まずはスイッチ部分(赤矢印)のパネルをバキッとはぎ取ります。
ちょっと力が必要ですので、怖いですがツメで止まっているだけなので頑張ってください。
次に黄色矢印のキーボードですが、先ほどのパネルで止まっているだけなので簡単に取れます。
簡単すぎてキーボードの線を切らないように注意しましょう。

バッテリーを外した所に4カ所ほどネジがあるのでそれを外すとパームレストが外れます。
前はもっと軽く取れていた気がしましたが、私の場合はちょっと固めでした。
ここも裏のネジだけで止まっています。
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ここを外すとハードディスクが見えてますが、この状態ではまだ取れません。
ちゃんと止まっています。
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赤丸のステーを外すとハードディスクが取れます。
IDEですので交換する時は注意・・・ってここまでする人なら大丈夫ですね。
黄色丸の4カ所のネジを外すと下にあるCPUやらCPUファンが見えます。
このカバーが薄いので無理矢理外すと確実に曲がるので注意しながら外しましょう。
今回の分解時にはヒンジ部分が引っかかって取りにくかったです。
このネジだけで止まっていますので無理しないように。。

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CPUファンも外して掃除しました。
写真撮るの忘れましたが、予想通りで埃の壁ができていました。

ハードディスクの方も外して最適化したら
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この通り直りました。

このパソコン、いつまでもつかなぁ。。。
ここまできたらWindows7のサポートが切れる2020年までいって欲しい(*^_^*)