Wi-Fiルーターに制限を付けたい その3

2017年10月22日

勝手にWi-Fiを使われたくない

前回前々回の2回に渡りルータに制限をかけるという記事を載せました。

そして悪意の無い人向けにはMACアクセス制限(MACアドレスフィルタリング)が有効であるとしました。

MACアクセス制限(MACアドレスフィルタリング)以外の方法として、スケジュール機能を使い制限をかける方法を載せました。

しかし、自分まで使えなくなるのは本末転倒かも・・・

というわけで、今回はさらに便利な機能がある機種もあるというお話。

 

それは「ペアレンタルコントロール」というものです。

ペアレンタルコントロールとは

使用者(例えば子供など)によるパソコンやスマホなどの通信機器の利用を、監視して制限する取り組みのことです。

ルーターの機能名としては「こども安心ネットタイマー(※1)」とか「キッズタイマー」などという名前がつけられているようです。
家庭向けルーターだと基本的には子供が対象になる。ということですね。

できることは端末(通信機器)を指定して、時間制限(何時~何時まで使える・使えない)の設定ができるというもの。

対応しているWi-Fiルーターは例えばこんなの

とか

この辺りがオススメでしょうか。

設定自体は前回のスケジュール機能と同じような画面で、それに加えて通信機器を指定する所があるだけなので、簡単です。

こちらの機能に関してもスケジュール機能と同じですが、SIMカードの通信制限までは普通に使えてしまうので確実に制限をかけたい場合は通信機器自体の制限機能を使うしかないです。

比較的安い中堅機種にもこの機能はついていますが、もっと性能の良い上位機種にすれば、この「こども安心ネットタイマー(※1)」とか「キッズタイマー」の他にアンテナの繋がり方が良い物が多いです。

Wi-Fiの届く範囲が広いもしくは繋がった時の速度が速いということです。

こちらは見た目にも繋がりやすく速そうに見えますよね。

どちらも下位機種に比べてアンテナの性能や数が違っていたりします。

wi-fi制限についてのまとめ

理想を言えば制限などの縛りを付けずにルールを設けてやり過ぎないように自制できるのが一番良いですよね。

それが難しい(気持ちはとても分かります)ので機器の方で制限をつけるんですけどね~

一応書いておきますが、
取説を見る限りでは、こちらの「こども安心ネットタイマー(※1)」とか「キッズタイマー」機能も悪意の無い人向けですので、あくまで家庭向けの機能ということで、これを使っているからセキュリティに一役買っているなんて思わない方がよいです。

※1 【こども安心ネットタイマー】は、NECプラットフォームズの登録商標です。