Windowsの起動にかかっている時間を知りたい

2017年10月22日

最近Windowsの起動が遅いかも。。

なんてこと普通にありますよね。

体感だけでは心許ないので、数値でみてみましょう。

 

イベントビューアーから見てみる

イベントビューアーを起動させる

・Windows10(Windows8も多分一緒)の場合
「スタート」ボタンを右クリックして、「イベントビューアー」をクリックします。

・Windows7の場合
「スタート」ボタンをクリックして、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「イベントビューアー」をダブルクリックします。

・ここからは共通
イベントビューアーの画面が開いたら、画面左側で「アプリケーションとサービスログ」 → 「Microsoft」 → 「Windows」の順にダブルクリックしていきます。

先ほどクリックした「Windows」を下にスクロールしていくと「Diagnostics-Performance」という項目があるのでダブルクリックして、
「Operational」が表示されたらクリックします。

この中にある「イベントID」が「100」になっているのが、Windowsの起動に関する情報です。
クリックすると下部に情報が表示されます。

「ブート所要時間」に起動時間が表示されています。

この「ブート所要時間」の下にある「IsDegradation」のtrue(もしくはFalse)に関しては、前回起動よりも速い(true)か遅い(false)ということらしいです。

このFalseが続けばどんどん起動が遅くなる・・・そのうち体感できるぐらいになる・・・ってことでしょう。

さて、起動にかかる時間がわかるということは比較ができますよね・・・というわけで

大好きな比較・・・SSDとHDD(ハードディスク)の起動時間の差

たまたまですが、Windows10を新規インストールする機会があったので最初SSDに入れたものを

わざとに引っ越しツールでHDD(ハードディスク)にも入れてみて起動させてみました。
(後でちゃんとHDDに入れたデータは抹消しました・・・念のため記載)

上記の環境なので、起動ドライブ以外は全く同じ物を使っています。
他は
CPU  → Celeron G3900 (2.8Ghz)
メモリ → 4GB(DDR4-2133)
マザーボード → H110M-HDV

Windows10をSSDにて起動した場合(37,452ミリ秒)

Windows10をHDDにて起動した場合(115,108ミリ秒)

約3倍の差がでていますね。

SSDは新しいですがHDD(ハードディスク)に関しては結構古いという、同世代の機器同士では無いので

横並びの比較をするには向いていませんが、参考にはなるのではないでしょうか。

ちなみに環境が全く違いますが、SSDも含めてパソコン自体がもっと古い世代の物で
Windows10をSSDにて起動した場合(85,367ミリ秒)

これ、うちのサブPC(自作PC)です。。

ちなみにこちらも環境が全く違いますが、SSD自体の性能は最初のと同じぐらいの物で
Windows7をSSDにて起動した場合(38,312ミリ秒)

こっちはうちのメインPC(自作PC)なので、パソコンの性能はこの中では一番良いです。
これにWindows10を入れればもっと速くなるのかなぁ。。

そのうち変更するのでその時に見てみますね。

さらに追加
こちらはノートパソコン(ASUS ZenBook UX31E)です。

SSDモデルなのですが、144,968ミリ秒と大きく出遅れてますね。
Windows7なのが原因なのか、性能の問題なのか、はたまた環境の問題なのか。。。
最初はもっともっと速かったはずです。

ZenBook・・・当初は某MacBookのパクリなんて言われてましたね。
真偽はともかくとしても、そう言われてもしかたないぐらいには似ていますからね。

今(2017年)買うとこの機種になるんですね。。「ASUS ZenBook3 UX390UA」
もう3世代目になるんですね。。