ロジテック(LOGITEC) LGB-PBSUC HDDケース、転送速度など

ロジテック(LOGITEC) LGB-PBSUC HDDケース、使ってますが、ケースに入っている安心感はいいですね。

とはいえ、使っている状態はこれ・・・

▲ SATA端子さえ守られていたら十分です。カバーいらない。

このケース、取り付けは簡単でいいのですが、外しにくいのが難点?です。

SSDを交換しながら使うには不便です。

基盤だけにして使ってみようか。。なんて考えてみたりします。

なのでバラしてみます

ロジテック(LOGITEC) LGB-PBSUC の中身

小さいねじだけなので、さっと分解してみます。

▲ まぁ、想像してた感じです。

この状態でネジ止めしたら外しやすくなっていい感じです。

ちなみに大きいチップがコントローラーでASM235CM(ASM2235)を使っているようです。

小さいほうがFM25F01CでNORフラッシュメモリー(X-On Electronics社)ですね。


▲ ケースから外してしまうと扱いを慎重にした方がいいかもしれません。


▲ でも取り外しは最高にしやすいので、もうこの状態で使おうかな。。

基盤に書いてある「MYS307-C」で調べるとMAYA CREATION社が出てきます。

ここが製造元ですね。

そのままのMYS307-Cという型番の製品が載ってますね。

MAYA CREATIONは中国の会社で主題のケース系やUSB ハブ、カード リーダーなどの

USB関連、HDMI関連の開発製造会社のようです。

ロジテック(LOGITEC) LGB-PBSUC の転送速度

USB-タイプA(USB3.2 Gen1)に取り付けて測定してみました。


▲ ほぼ想定した通りの速度です。

これでもUSBの転送速度と考えるなら十分早いです。


▲ 同じケース・ケーブルでUSB 2.0ポートに挿しました。

USB 2.0の場合は速度がUSB 3.0の10%程度になってしまいます。

これがUSB1.1ならUSB 2.0速度の15%程度に・・・どんどん進化してます。

USB-タイプC(USB3.2 Gen2)に取り付けて測定してみました。


▲ パッケージに載ってる560MB/sには遠いけど、さっきのUSB 3.0の時よりは明らかに速くなってます。

ちなみにこれ、以前紹介した100均USB3.0ケーブルなんです。

ケーブルのパッケージには5Gbpsと書かれているので最大でUSB3.2 Gen1相当のはずなのですが、

USBケースのパッケージに記載されているUSB3.2 Gen2相当(560MB/s)と言っても過言ではない速度が出ています。

ちゃんとUSB3.2 Gen2の効果があるってことでしょう。

▲ ちゃんと2レーン分の結線があるので機器側がUSB3.2 Gen2と判断したのかな。


▲ もしくはeMarker情報を読み取ってるのか。。

eMarkerの無いUSB3.2 Gen2ケーブルで試してみると


▲ こちらは全部結線してあるeMarker無しのUSB3.2 Gen2ケーブル

100均ケーブルとの差は誤差範囲しかないので、同等性能と判断していいでしょう。

こうなると機器側がUSB3.2 Gen1対応のUSB Type-Cで試したいところだけど持ってない。

ちなみに

▲ 今使っている充電用ケーブル(USB2.0)での測定結果。

これは充電器に付属していたケーブルです。

以前は普通にUSB2.0で外付けHDDを使っていましたが、もう無理ですね。

USB-タイプC(付属品)に取り付けて測定してみました。

わざわざ分けたのにはもちろん理由があって、それがこの結果。

▲ 何か無茶苦茶な結果です。しかも測定が完走するのに1時間ぐらいかかってます。

ところが、違うポートに差してみると

▲ 普通に使えるし速度も出ます。

左右のType-cポートで違うのは内部的には分かりませんが、PD(Power delivery)対応かどうかです。

付属ケーブルもeMarker無しなので関係ないとは思います。原因不明です。


▲ 何回やってもこんな感じ。

測定の最後の方(書き込み)でUSBの接続が一時的に切れます。

他のケーブルでは起きないので、これは相性か?

滅多にないUSBケーブルとの相性なのか。。何にせよ初めて見ました。

ロジテック(LOGITEC) LGB-PBSUC のまとめ

ケーブルに悩まされるとは思わなかったけど、ケース自体は問題なく、使えますね。

今回はネタのためにも使いましたが、ケーブルの問題は個体差があるのかもしれません。

どのみち私は付属ケーブルは短いので使いませんが、このことは頭に片隅に置いておきます。