USB Type-C 60Wケーブル ダイソー vs ミーツ

2023年1月29日

随分前にダイソーからUSB Type-C to C 60Wケーブルが出ていましたが、

先日、ミーツでUSB Type-C to C 60Wケーブルを見つけたので買ってきました。

ダイソーのは220円、ミーツのは330円です。

パッケージの確認

ダイソーUSB Type-C 60Wケーブル


こちらはUSB端子を挿し込む方向が決まっています。


IN刻印側を電源、OUT刻印側を充電機器にするのを推奨しています。

逆にしても大丈夫だとは書いていますが、

温度素子による安全性の確保のため、とのことです。

この温度素子がIN側端子に入っているのだと思われます。

使用している素材も難燃剤を含ませて燃えにくくしています。

ミーツUSB Type-C 60Wケーブル


こちらは挿し込む方向はどちらでも良いです。

3Aを超える機器にはご使用になれませんとの注意書きがあります。

端子の根元がしっかりカバーされているので断線しにくそうです。

素性の確認


▲ ダイソーUSB Type-C 60Wケーブル

・GND+VBUS(線の抵抗値)195mΩ
・CCランプ点灯

SHELL-GNDのSHORTがありません。

線の抵抗値はいい感じに低いですね。


▲ ミーツUSB Type-C 60Wケーブル

・GND+VBUS(線の抵抗値)156mΩ
・[SHELL-GND SHORT(A&B)]
・CCランプ点灯

個体差かもしれませんが、SHELL-GNDのSHORTは反応しない時がありました。

線の抵抗値はいい感じに低いですね。

ミーツの方がちゃんとしたUSB Type-C to Cケーブルです。

充電能力の確認


▲ ダイソーUSB Type-C 60Wケーブル
19.6V 2.77A 54.63W

ちゃんと60W近く出ているので問題ないでしょう。


▲ ミーツUSB Type-C 60Wケーブル
19.6V 2.78A 54.77W

こちらも60W近く出ているので問題ないでしょう。

機器の充電状態(充電残量)によってワット数は変動があるので、

写真は両方ともに近い値のものを敢えて載せました。

充電能力に関しては同一性能と判断して良いでしょう。

USB Type-C 60Wケーブル ダイソー vs ミーツ まとめ

GND+VBUS(線の抵抗値)が低かったので充電能力に関しては

想定内の結果ではあります。

素性から考えるとミーツの方に軍配があがりますが、

勝って当たり前というか、値段違うので・・・

USB Type-C to Cケーブルの場合、

機器側が求めれば60W(20V/3A)までは充電電力が上がってしまうはずなので、

USB Type-C to Cケーブルを買う場合は最低でも60W対応と書かれているものを

使った方が安心できます。

但し、これはスマホなどの充電対象がPD対応(15W以上)の場合です。

USB Type-A to Cの場合は充電能力が低いのであまり気にしなくてもよいですが、

急速充電に対応しているスマホが多くなってきた現在では

USB Type-C to Cの場合はちょっと気にした方がいいでしょう。