AVHzY C3を使ってみた

USBテスターなのですが、安いのであれば持ってます。

最近、eMarkerのことが気になっていて、

ケーブルチェッカーがあるのでeMarkerの有無はわかるのですが、

内容も知りたくなりました。

そこで色々調べて気になったAVHzY C3を買いました。

AVHzY C3の開封


▲ 以前はパッケージがアルミ缶だったようですが、普通の箱です。

本体と説明書、そして入力側・出力側をTYPE-Aに変換するアダプタが付属していました。

AVHzY C3の外観


▲ 端子はUSB TYPE-Cしかありません。完全にUSB TYPE-C用です。


▲ 上側はテスターへの給電用TYPE-Cとマルチキー

側面側は入出力用のTYPE-C、メス側のTYPE-CでeMarker情報の読み出しができます。下は何もなし

マルチキーは左右に倒す・下に押すの3通り。

そして押すのは1回・2回と長押しの3パターン。

1回は決定、2回はキャンセル(戻る)扱いとなっています。

長押しは設定画面への移動です。


▲ ソフトバージョンがV1.00.11、ハードバージョンがV1.00.01でした。

付属のアダプタについて


見た目的にはA to CアダプタはUSB3、C to AアダプタはUSB2対応に見えます。


▲ Type A to Cアダプタの結線

通例であればコネクタ内部の青色はUSB3対応なのですが、

VBUS D- D+ GNDの結線だけなので、USB2対応のみです。

CC線も結線がないので変な動作はしなさそうです。


▲ Type C to Aアダプタの結線

こちらはコネクタ内部は黒色なので予想通りUSB2対応のみです。

100均のType C to Aアダプタ記事でも記載していますが、通信線いらないよね。

AVHzY C3を選んだ理由

AVHzY C3を選んだ理由はeMarker情報の読み出し機能は当然として、

USB Type-Cで24ピンパススルーしていることなのです。

どういうことかというと

▲ テスターを通しても結線が全部わかる

テスターを通っても線が途切れないということは、実際に機器を使用している状態で、

測定ができることになります。


▲ 以前のテスターだと最低限の結線しかしていないので、こうなる

まぁ、これでも目安になるからいいと言えばいいのですが。。

以前のテスターで測定するとこのような感じ

▲ 以前の投稿で使ったものです。(約4.2w)

AVHzY C3で測定するとこのような感じ

▲ AVHzY C3での数値だと3.1w程度。

両者で1w程度の差が出ていますが、これはテスターの差(テスター自身の消費電力)でしょうか。

それとも実際にモニターとして利用している時は出力を抑えているから?でしょうか。

AVHzY C3だとこんなこともできる

テスターで電力を測定するにはテスター自身も電力を消費しています。

説明書には載っていなかったのですが

AVHzY C3では自分自身の消費電力を差し引くこと(風袋引き)ができます。

▲ 出力・入力端子別で風袋引きできるようですが、それで違いがあるのか分からない。


▲ 0.3W程度の消費電力のようです。

AVHzY C3を使ったまとめ

今まで使っていたテスターよりも画面も大きくキレイな表示で満足しています。

もちろん機能の方も申し分ないです。