USB TYPE-A to C変換アダプタを使ってみた。

前回のUSB TYPE-C to A変換アダプタと違ってこちらは規定内。

これに関しても100均でも売っていますが、こちらは規格的には問題ないアダプタです。

というわけで買ってみました。

100均のUSB TYPE-A to C変換アダプタ、外観チェック


▲ 100均なのに(失礼!)USB3.1対応なのですね。

PD非対応とは書いていますが、きちんと変換できているなら60W(20V-3A)までは流れると思います。


▲ USB3.0以降対応の印、青色の端子です。

普通のUSB TYPE-A to CケーブルをTYPE-(A → C) to Cケーブルにできます。

100均のUSB TYPE-A to C変換アダプタ、素性チェック

いつものUSB CABLE CHECKER 2で調べてみました。


▲ こちらは普通のUSB TYPE-A to Cケーブル

このケーブルのUSB TYPE-AをTYPE-Cに変換します。


▲ こちらはUSB TYPE-(A → C) to Cケーブルです。

この時はアダプタ単体で約30mΩ近く上がりました。。

そしてWeird cable(奇妙なケーブル)モードになります。

これはこれで仕方ない感じなのですが、ここでの一番の問題はCCランプがついていないことかな。

USB3対応のUSB TYPE-A to Cケーブルでもチェックしてみました。

▲ やはりCCランプはつきませんね。

変換してあるので、普通のUSB TYPE-C to Cケーブルとは違うので、むしろこれでいいのかも。

変に判断されてしまうよりは安心できます。

それよりも、USB3ケーブルとしてきちんと認識されているのでアダプタ自体も

パッケージ通りのUSB3対応ということです。

充電がきちんとできるのかチェック


▲ この数値・・間違ってませんかね?充電できてるといえばできてるけど。。

ちがうケーブルでも試してみました。

▲ 左側がアダプタ付き、右側がアダプタなしです。

やはりこのあたりの数値になります。

USB3のケーブルでも同じような結果でした。

ということはこれが正常な動作のようですね。

一応、パソコン側の充電残量に連動して充電量も変わるので、PD100W対応のUSB TYPE-C to Cケーブルでもチェック

▲ 100W近くで充電できているので、やはり変換アダプタが原因のようです。

通信がきちんとできるのかチェック


▲ 通信ができるということはマウスやキーボードが使えるはず。

パソコンでTYPE-(A → C)アダプタ経由でもマウスが使えました。

ということは、スマホでも使えるはずですね。

▲ スマホの画面にマウスカーソル(9の所)が出るのはちょっと新鮮です。

おそらくですが、TYPE-C搭載のタブレット端末などでも使えると思われます。

USB TYPE-A to C変換アダプタが使えるかチェックした結果

奇妙なケーブルと判断されるUSB TYPE-(A → C) to Cケーブルなので通信の方はともかく

充電に関してどこまで電気を流していいのか判断できないので最低の電気を流すようにしているのだと思われます。

普通のマウスやキーボードをUSB TYPE-C機器で使うためには有用ということがわかりました。

ただ、充電に関しては役に立たないと言っていいでしょう。

パッケージには通信・充電OKと書いてありますが、通信だけだと考えておいた方がいいですね。

C to A変換アダプタの時もそうですが、充電に関しては変換を使うよりは

ケーブル自体を買った方が安心できそうです。